35歳のおっさん@テレビドラマと生きる。

ドラマがないと生きていけない。好きなドラマを褒めて褒めてほめまくります。 #朝ドラ #木皿泉 #坂元裕二

【期待の映画】菊とギロチン【女相撲】

7月7日公開のキクギロこと菊とギロチン。
オススメポイントを書きます。



おすすめポイント① 大正時代の空気 × 自分の手で時代を動かす


アナーキストたちが主役の映画がこの時代に誕生する奇跡。
ギロチン舎も大杉栄も、今の僕らには刺激が強すぎる。
更に創作部分として女相撲(女性のアウトサイダー)が加わり、どんな物語になっているのか。


一瞬一瞬の熱量に期待。


おすすめポイント② クラウドファンディング × 自由なセリフ


制作費は自腹とカンパ。まるでギロチン舎のよう。
おかげで自由な言葉で映画を作ることができる。
まるでギロチン舎が社会の規範を完無視したように、
この映画も現在の映画界のシキタリや空気を無視できる。


今年は万引き家族と言い、菊とギロチンと言い、
とてもメジャーとは思えない作品がポロポロあって面白い。


おすすめポイント③ 東出君 × 瀬々監督


そんな中唯一のPOPアイコンが東出君。


お陰で先日は「NHKあさイチ」にて菊とギロチンの宣伝が行われた。
まさかNHKでギロチン舎の話題をやると思わなかった。
とは言えNHKなので規制が入ってて、表現がPOP。
それが逆に怖かったけど、まあ画期的。


監督の瀬々さんは64のヒットでメジャー化してるけど、完全にバケの皮かぶってる状態。
職業監督っぽい動きもありながら、そこで獲得したものを使って自分の映画を作り続けている。
POPアイコンでありながら目が笑っていない東出君と相性バッチリ、楽しみ。



ということで、既に公開中。
家族で見に行くのは難しいし、デートにもどうかなって映画。
感想を言い合ってると、思想的に巻き込まれそう。


たまにはそんな映画をどうぞ。

【波瑠さん3連投】サバイバル・ウェディング【もっとやってるイメージ】

怒涛の波瑠。
もみ消して冬→未解決の女→サバイバル・ウェディングと、3連投。
あなそれと生茶のイメージが強いので、もっともっとやってるイメージですね。


飽きるってほど強烈でもないし、だからって波瑠っぽさが皆無なわけでもない。
連投しても好感度が下がらない珍しいパターンなのかも。


見どころ① コメディ × RPG


アラサー女がドS上司によるミッションをクリアすることで結婚へと邁進する。っぽい。
となると、一話完結か。気楽に見れそう。


原作って、あのドピンクの表紙のやつなんやな。



作者は夢をかなえる象で有名な水野さんの弟子なんや。
初小説でヒット。ドラマ化。叶えたね。


見どころ② ブランド戦略 × 婚活


経済の理論を婚活に応用するパターン。
ドラッガー×野球からまだ続いとったとは。


でもブランド戦略となると面白そう。
そして女性ならもっと楽しめそう。


以下、アマゾンより

「もうすぐ30だし、今から相手を見つけて結婚なんて無理です」

⇒「結婚なんて余裕だ。原価数万円のバーキンが100万で売れる理由を考えろ」


「元カレからのメール、返信していいですか」

⇒「ダメだ。タオルやスリッパにブランドのロゴを入れたイヴ・サンローランと同じ過ちをすることになるぞ」


「そもそも出会いがないんです」

⇒「コーチのように男のホワイトスペースを探せ。お前はヴィトンやエルメスにはなれないが、コーチならなれる! 」



コーチにならなれるんや笑


見どころ③ 演出は佐藤東弥 × 日テレ土曜ドラマ


手堅い。日テレ土曜ドラマで佐藤東弥。
(ってかいつの間に夜10時になっとったん?びっくりやわ。大切な枠なのに)


金田一、銀狼、サイコメトラー、フードファイト、ごくせん、
すいか、ハケンの品格、anego、マイ☆ボス マイ☆ヒーロー、
セクシーボイスアンドロボ、家政婦のミタ、14歳の母


ほとんど日テレのヒット作は佐藤東弥演出やんか。手堅い。


放送時間45分もいるかな?って内容なだけに、
演出がキモ。佐藤さんなら万全。

【漫画のドラマ化】健康で文化的な最低限度の生活【貧困問題】

もしかしたらこれがナンバーワンになるかも。
戦争とか婚活よりも、ぐんと身近で切実な問題。僕らがまず目を向けるべき目の前の課題。




見どころ① 原作はビックコミックの漫画


「ブラックジャックによろしく」「ヘルプマン」「重版出来」の流れを汲む青春×社会派漫画。


生活保護とはなんぞや。


事故、介護、失職、
DV、アルコール依存、


ゴツゴツしてバラバラな事例を、画一的な制度に当てはめていく困難さ。
見応えありそう。


今は特別なものに思えるけど、
AIの隆盛によって、きっと僕らも身近な問題として直面することになる。


見どころ② 吉岡里帆 × 素直なキャラ


カルテットの目が笑ってない役が強烈すぎて、
その後もどこかスレたキャラが多かった。


でも、こないだの家族に乾杯を見て、違う、この子はもっと普通の子や。と気が付きました。


あざとさばかりが目についていたけど、あざといんじゃなくて素直。なはず。
今回はそれを証明してくれそう。


不合理に「なんで!」と言って立ち向かっていく姿に期待。


見どころ③ チェインストーリー


GYAOにてサブエピソードを放送するらしい。
社会問題系はどうしても45分じゃ足りない。
あとテレビで描けないものもある。
そこを配信番組でやってくれるなら、見たい。


通常、サブエピソードってクオリティ下がるし、
やる必要あるんかな?ってなるけど、これに関しては期待大。


向田邦子賞受賞の矢島弘一による脚本。
あれ?この人、Womanとかコウノドリにも参加しとるんや。


これはもしかするかも。
7月17日火曜9時スタート。
初回20分拡大…。最近の初回拡大は間延びの原因。でもこれなら…。
吉とでるか凶とでるか。ワクワク。